朝ごはん、食べていますか?
「なんだか頭がぼーっとする」
「疲れやすい。」
「わけもなくイライラする。」
そんな午前中をお過ごしではありませんか?
もしかするとそれは、朝ごはんを食べないことが影響しているのかもしれません。
そこで今回は、朝ごはんを食べないことの影響や、朝ごはんを食べない人が気をつけるべき点についてご紹介します。
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朝ごはんを食べない理由は?
朝ごはんって、食べる人、食べない人、いますよね。
たいていの人は、小さいころに親や学校の先生から
「朝ごはんをしっかり食べなさい!」
と言われていたはずです。
では、朝ごはんを食べない理由って何なんでしょうか?
朝ごはんを食べない人は、
- 朝起きるのがつらい
- 家を出るギリギリまで寝ていたい
- 朝は食欲がない
- ダイエットのため
などの理由があるようです。
また、
- 親が食べないので朝ごはんの習慣が身についていない
- 作ってくれる人がいない
など環境が要因になることもあります。
朝ごはんを食べないとどんな影響があるの?
では、朝ごはんを食べること、食べないことは、それぞれなにが良くて、なにが悪いのでしょうか?
また、朝ごはんを食べないとどんな影響があるのでしょうか?
順番に説明していきますね。
朝ごはんを食べるメリット・デメリット
朝ごはんを食べるメリットは、集中力が上がること、仕事の効率や学力が上がることなどです。
文部科学省の研究で、
朝ごはんを食べる子どもは食べない子どもに比べて明らかに学力が高かった
という結果があるほどです。
朝ごはんで脳の栄養源であるブドウ糖が供給されると、頭の回転が良くなります。
学校の授業のほとんどは午前中だから、朝ごはんの影響が大きいんですね。
また、朝ごはんを食べると内臓も目が覚めるので、生活のリズムが整うのも良いところです。
モグモグ咀嚼して脳に刺激が行くと、それまで眠っていた内臓の働きが活発になるんですよ。
朝ごはんを食べるデメリットは、朝ごはんの時間をもうけなければならないことですね。
出かける準備に忙しい朝は、食事をつくったり食べたりする時間が惜しいんですよね。
もっと寝ていたいという気持ち、わかります。
朝ごはんを食べないメリット・デメリット
朝ごはんを食べないメリットは、朝の準備時間を短縮できることですね。
特に女性は化粧や髪の毛のセットなど、とっても大変ですよね。
朝の時間は多ければ多いほど嬉しいんです。
また、空腹の時間が長くなることで、胃腸が休まるのもメリットですね。
朝ごはんを食べないデメリットは、たくさんあります。
- ぼーっとして集中力が下がる
- 仕事の効率や学力が下がる
- イライラしやすくなる
- 疲れやすくなる
- 太りやすくなる
などです。
朝ごはんを食べないことによる影響
では、朝ごはんを食べないとどんな影響があるのでしょうか?
朝ごはんを食べないとブドウ糖が不足し、脳の働きが低下してしまいます。
これが午前中ぼーっとしてしまったり、疲れやすいと感じる原因なんですね。
脳は、1日の摂取エネルギーの約20%を消費してしまう大食いの器官です。
でも、脳の栄養源であるブドウ糖は、体にほんの少ししか貯蔵できません。
ほんの数時間で枯渇してしまう程度なんです。
ブドウ糖は不足すると筋肉からつくられますが、食事からブドウ糖をとる場合と比べて、効率よくエネルギーにできないんですね。
例えば、車はガソリンを入れるとすぐに走れますが、ガソリンを作るところから始めると走れるまでにかなりの時間を費やしますよね。
実は、朝食・昼食・夕食のタイミングは、ブドウ糖の貯蔵時間のサイクルと一致しているんですよ。
また、朝ごはんを食べないと太りやすくなることにも影響します。
空腹の時間が長く、ブドウ糖をつくるために筋肉が消費されると、体が飢餓状態だと認識します。
脳が、
「栄養が不足しているからたくさん食べなさい」
と指令を出し、昼食や夕食をドカ食いし、摂取カロリーオーバーにつながってしまうんですね。
朝ごはんを食べない方がよい人
では、朝ごはんは毎朝必ず食べないといけないんでしょうか?
というと、そんなことはありません。
朝ごはんを食べない方がよい人もいるんです。
例えば、
- 前日の夜に食べ過ぎてしまった人
- お酒を飲み過ぎてしまった人
- 風邪や熱などで食欲がない人
などです。
特にお酒を飲みすぎた次の日って、二日酔いで気持ち悪くって、朝ごはんどころではありませんよね。
食欲がないときは胃腸が疲れている証拠です。
そんなときは胃腸を休めるのが最優先。
無理して朝ごはんを食べない方がいいんです
朝ごはんを食べない人が気をつけるべき点
朝ごはんを食べる人もそうですが、朝ごはんを食べない人が特に気をつけないといけないことがあります。
それは水分補給です。
朝は排泄の時間というように、寝ているときに代謝された老廃物が汗や尿として排出されます。
なので、朝起きたときの体の水分は不足ぎみなんですね。
朝ごはんを食べないときでも、水分はしっかりと補給しましょう。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は、朝ごはんを食べないことの影響や、朝ごはんを食べない人が気をつけるべき点についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
一般的には朝ごはんを食べた方が良いと言われていますが、朝ごはん抜きの健康法もあったりしますよね。
どっちが良いのかわかりませんが、今まで健康的な毎日をおくれているのであれば、それがあなたに合っているのかもしれません。
そして将来どうなるのかは、神のみぞ知る、です。
朝ごはんを食べない人は、朝の水分補給と、昼食や夕食のドカ食いには気をつけてくださいね。