劇場公開前から見に行きたいと思っていたあの映画。
いよいよ封切りとなり、劇場公開が始まったのに、なかなか見に行けなかったりするんですよね。
「あの映画の上映期間はいつまでなのかな」
と、気になる方も多いのではないでしょうか?
調べてみるとわかるんですが、どの劇場や映画館のサイトを見ても、上映期間がいつまでなのかなんてどこにも書いていないんです。
「上映期間の調べ方が悪いのかな」
なんて心配になったりもしますよね?
そこで今回は、劇場公開映画の上映期間はいつまでなのか、調べ方を解説します。
また、平均や最短や最長の上映期間はどのくらいなのか、それは何の映画なのかについても、一緒にご紹介していきますよ。
本記事を参考に、気になる映画の上映期間をチェックして、劇場や映画館に見に行くご予定を立ててみてくださいね。
ロングラン上映の意味や期間や歴代の記録ってご存知ですか?
こちらの記事も、ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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映画の上映期間はいつまで?調べ方は?
見に行きたいと思っている映画、
「いつ見に行こうかな」
なんて考えているうちに、上映期間が終わってしまった。
そんなことにならないように、映画の上映期間を調べることってありますよね?
調べてみるとわかるんですが、上映期間がいつまでなのかなんてどこにも書いていないんです。
どの劇場や映画館のサイトを見ても、上映スケジュールでわかるのは、せいぜい1週間程度。
それより先の分については書いていないのでわかりません。
これはなぜかというと、劇場や映画館は、毎週、それぞれの動員状況をみて、翌週の上映スケジュールを検討するからなんです。
つまり、当週までの客足を見て、
- 上映を継続するのか終了するのか
- 1日の上映回数を増やすのか、維持するのか、減らすのか
- 上映スクリーンの客席数を多くするのか、維持するのか、少なくするのか
などの翌週の対応を決定するんですね。
こうすることで、劇場や映画館は、できる限り無駄を省き、利益を最大化しようとします。
なので、せいぜい1週間程度先の上映スケジュールしか公開されていないんですね。
でも、だからといって、映画の上映期間がまるでわからないかというと、そうでもありません。
上映終了が近いかどうか、ある程度の予測をすることはできますよ。
例えば、
- 1日の上映回数が初めのうちは5回以上あったのに、今は1回だけになってしまった
- 初めのうちは大きい(客席数の多い)スクリーンでの上映だったのに、今は小さい(客席数の少ない)スクリーンになってしまった
- 上映終了となる劇場や映画館が増えてきた
など、こんな予兆があれば、上映終了が近いと言えますね。
気になる映画の上映期間がいつまでになるのかは、調べてみても明確にはわかりません。
ですが、1日の上映回数やスクリーンの大きさについては、調べればわかりますよね。
これらを調べることで、気になる映画の上映期間を予想してみてくださいね。
メモ
見に行こうとしている劇場や映画館での、正確な上映終了日が知りたい場合は、実際に問い合わせてみるのが一番です。
上映終了日がすでに決まっている場合は、教えてもらうことができますよ。
映画の上映期間の平均はどのくらい?
映画の上映期間の平均を知ることで、気になる映画の上映期間がいつまでになるのか、ある程度の想定をしておくということもできますね。
映画の上映期間って、平均でどのくらいなのか、ご存知ですか?
これは、一般的には、1ヶ月程度が平均と言われています。
劇場公開される映画には、予め予定している公開予定期間というものがあります。
この公開予定期間は、「ファーストラン」と呼ばれていますが、これが映画によって様々なんですね。
ファーストランが3週間の映画もあるし、5週間の映画もあるし、12週間の映画だってあります。
そして、このファーストランを超えて上映する場合に、「ロングラン」と呼ばれるようになります。
つまり、予想以上に反響があって、公開期間を予定よりも延長するということです。
例えば、ファーストランが3週間の映画であれば、4週間目からロングランとなりますね。
逆に、予想よりも観客の入りが少なくて、ファーストランに満たない期間で劇場公開を終了する場合もあります。
これは、「打ち切り」と呼ばれています。
映画によって、ファーストランで上映終了となるもの、ロングランに突入するもの、残念ながら打ち切りとなってしまうものなど、上映期間はさまざまです。
見に行きたいと思う映画がいつまで上映されるのかは実際にはわかりません。
ですが、一般的に平均の上映期間と言われている1ヶ月程度は上映されると思っておけば、ひとまずは予定を立てられますよね。
映画の上映期間の最短はどのくらい?何の映画?
映画の上映期間の平均がわかったところで、次に気になるのは、最短や最長ですよね。
まずは、映画の上映期間の最短についてご紹介します。
映画の上映期間の最短は、2週間程度となります。
映画の上映期間は、人気がない映画であったり、立地が悪い劇場や映画館であったりした場合には、どうしても短くなってしまうようです。
観客の入らない映画の上映を継続するよりは、観客動員がもっと見込める他の映画を上映した方がいいですからね。
ちなみに、中国の話にはなりますが、最近だと、中国が制作費126億円も費やした超大作映画『阿修羅』の上映打ち切りが話題となりましたよね。
2018年7月13日に中国全土で封切られたこの映画。
上映期間はわずか3日間で打ち切りとなったそうですよ。
中国が巨額の制作費を投じた『阿修羅』という映画が公開3日目で打ち切りの大爆死らしい。
評価も散々で逆に観たくなる。 pic.twitter.com/2OFPYKAY0U— あきしげ@脳内ミニシアター改 (@akishige1980) 2018年7月30日
想像を絶する爆死ぶりなので、たしかに、逆に見たくなりますね。
映画の上映期間の最長はどのくらい?何の映画?
では、最後に、映画の上映期間の最長についてもご紹介しておきますね。
映画の上映期間の最長は、なんと、1192日(3年3ヶ月)となります。
『祈り~サムシンググレートとの対話』という映画で、2012年9月19日から2015年12月23日まで、ロングラン上映されていたんです。
ちなみに、日本でロングラン上映された劇場公開映画は、他にもたくさんありますよ。
歴代のロングラン上映記録TOP10(2019年7月現在)をご紹介しておきますね。
歴代のロングラン上映記録 TOP10
1位:
祈り~サムシンググレートとの対話
1192日
(2012年9月19日から2015年12月23日まで渋谷アップリンクほか)
2位:
この世界の片隅に
900日以上(2019年7月現在継続中)
(2016年11月12日から全国ロードショー)
3位:
ウエスト・サイド物語
511日
(1961年4月1日から丸の内ピカデリー)
4位:
ベン・ハー
469日
(1960年4月1日からテアトル東京)
5位:
西部開拓史
463日
(1962年11月29日からテアトル東京)
6位:
シネラマ・ホリデー
453日
(1955年12月19日から帝国劇場)
7位:
王様ゲーム
441日
(1911年12月17日からシネ・ルーブル池袋他)
8位:
タイタニック
434日
(1997年12月20日から全国ロードショー)
9位:
世界の七不思議
441日
(1957年3月17日から帝国劇場)
10位:
南海の冒険
431日
(1959年4月25日から帝国劇場)
最近では、TBSの日曜劇場でドラマでも放送されて話題となっていた、原作アニメ映画の「この世界の片隅に」。
日本国内の歴代のロングラン上映記録で2位にランクインしています。
そして、なんと、2019年7月現在でも、ロングラン上映が継続中なんですよ。
1位目指して、ぜひともがんばってほしいですよね。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は、劇場公開映画の上映期間はいつまでなのか、調べ方を解説しました。
また、平均や最短や最長の上映期間はどのくらいなのか、それは何の映画なのかについても、一緒にご紹介しましたね。
映画の上映期間については、ご理解いただけましたでしょうか?
せいぜい1週間程度先のことしかわからない映画の上映期間。
でも、1日の上映回数や上映スクリーンの大きさを調べることで、上映終了となるのか継続するのか、ある程度予想することはできそうですよね。
また、ひとまずは、平均の上映期間である1ヶ月程度を目安としておいてもよさそうです。
あなたも気になる映画の上映期間をチェックして、劇場や映画館に見に行くご予定を立ててみてくださいね。