東京のど真ん中で、江戸時代の雰囲気を感じることができるお祭りがあります。
それが今回ご紹介する、山王祭(さんのうまつり)です。
山王祭は、東京・赤坂にある日枝神社(ひえじんじゃ)で、毎年6月に開催されているお祭りです。
江戸時代に徳川将軍家からも崇敬された天下祭のひとつであり、江戸三大祭の筆頭として、そして、日本三大祭のひとつとしても数えられている、由緒正しいお祭りなんですよ。
そして、2018年の今年は、2年に1度の本祭(ほんまつり)の年です。
東京都心を神輿や山車の大行列が盛大に練り歩きますよ。
また、日枝神社の山王祭では、神聖な例祭行事の他にも、江戸時代の文化を感じられる様々なイベントが開催されます。
もちろん、お祭りの楽しみのひとつである屋台も出店されますよ。
そんな日枝神社の山王祭のこと、もっと知りたいと思いませんか?
そこで今回は、2018年の日枝神社の山王祭の日程や見どころ、屋台情報をご紹介します。
また、神輿ルートや交通規制、混雑具合についてもご紹介しますよ。
本記事を参考に、気になる行事をチェックして、江戸時代から続く日本の伝統文化を体験してみてくださいね。
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日枝神社の山王祭の日程や会場やアクセスは?
2018年は、本祭(ほんまつり)の年となる日枝神社の山王祭。
2年に1度の盛大な行事、「神幸祭(じんこうさい)」が行われる年なんですよ。
まずは、日枝神社の山王祭の概要をおさえておきましょう。
こちらの動画で、日枝神社の山王祭の雰囲気を感じることができますよ。
開催日程・時間
2018年の日枝神社の山王祭は、以下の日程で開催されます。
日枝神社の山王祭の開催日程
6月7日(木)~6月17日(日)
2018年の日枝神社の山王祭では、11日間に渡って、さまざまな例祭行事や奉納行事が開催されるんですよ。
詳細は、以下の公式サイトを確認してみてくださいね。
開催場所の地図・住所
山王祭の開催場所は、東京・赤坂にある日枝神社となります。
以下の地図で、場所を確認してみてくださいね。
赤坂山王 日枝神社の住所
〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目10-5
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アクセス
日枝神社へのアクセスは、公共交通機関の利用をおすすめします。
最寄り駅は、以下となりますよ。
- 千代田線 赤坂駅下車 出口2 より徒歩3分
- 南北線・銀座線 溜池山王駅下車 出口7 より徒歩3分
- 千代田線 国会議事堂前駅下車 出口5 より徒歩5分
- 銀座線・丸の内線 赤坂見附駅下車 出口11 より徒歩8分
もし、車で行かれる場合は、
- 首都高速 霞が関インターより約5分
となりますよ。
駐車場
日枝神社には、境内に、参拝客専用の無料の駐車場があります。
駐車可能台数は、100台となっていますよ。
ただ、山王祭の開催期間中はとても混雑します。
日枝神社の境内にある無料駐車場は、よっぽど運が良くないと駐車できないと思っておいた方がいいですね。
もし、車で行かれる場合は、周辺のコインパーキングを利用することも考えておくといいですよ。
日枝神社周辺のコインパーキングは、以下の地図を参考にしてみてくださいね。
でも、周辺のコインパーキングもそんなに多くはないので、すぐに埋まってしまいそうですよね。
「近隣の駐車場を事前に予約できたらどんなに安心なことか」
と思う方も少なくないと思います。
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お問い合わせ
日枝神社の山王祭のお問い合わせは、以下の窓口で対応していただけます。
お問い合わせ
TEL:03-3581-2471
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日枝神社の山王祭の見どころは?
日枝神社の山王祭では、11日間に渡って、日本の伝統文化を感じられるイベントがたくさん開催されます。
毎日全部に参加できたら言うことなしですが、なかなかそれは難しいですよね。
そこで、日枝神社の山王祭の見どころを調べてみました。
おさえておいていただきたいイベントをピックアップしてご紹介していきますね。
なお、日枝神社の山王祭で開催されるイベントについては、以下の公式サイトを確認してみてくださいね。
神幸祭
日程:6月8日(金)
時間:7:30~16:45
ルート:神幸祭の神輿ルートはこちら
神幸祭は、日枝神社の山王祭の中でも、最も華やかで見応えがあるイベントです。
神輿3基と山車3基が、王朝装束を着た神主や氏子達に担がれて、東京都心を練り歩きます。
この行列には500人もの人が参加し、その長さは300mにもおよぶんですよ。
しかも、その大行列が、東京都心を練り歩くことがビックリです。
大都会が、たちまち江戸時代へとタイムスリップしていく様子は圧巻ですよ。
小雨程度なら決行されますので、お天気があやしいときでも、とりあえず行ってみてくださいね。
なお、神幸祭は、本祭の年に開催されるイベントです。
2018年は、この神幸祭が開催される本祭の年になりますよ。
こちらは、前回、2016年の日枝神社の山王祭で行われた神幸祭の様子です。
江戸時代さながらの大行列の周囲には、普段と変わらない都心の様子が見えるところも、ある意味おもしろいですよね。
大行列が練り歩く、そのすぐ横を、当たり前にエンジン音を出しながら自動車が走ったりします。
なんだか不思議な世界に感じるかもしれませんね。
神幸祭の神輿ルートについては、本記事の後半でご紹介しますね。
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稚児行列
日程:6月9日(土)
時間:①12:00~
②13:00~
③14:00~
場所:日枝神社神苑
稚児行列(ちごぎょうれつ)は、お子さんやお孫さんの無病息災を祈願するイベントです。
かわいらしい稚児の衣装姿の子供たちに、ついつい顔もほころびますよ。
この行列に3回参加すると幸せになれると言われています。
お子さんやお孫さんのいらっしゃる方は、ぜひ参加してみてくださいね。
対象年齢:3歳~7歳
御初穂料:1人10000円
※祈祷料他・稚児装束・記念写真・おみやげ 込み
こちら、稚児行列の様子です。
子供たちよりも、大人の数の方が多いのは、子供のイベントのあるあるですよね。
無病息災を祈願してもらえることはもちろんですが、子供の成長の記念にもなるのでおすすめですよ。
子供たちのかわいらしい姿、ビデオやカメラにしっかりおさめてくださいね。
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上町連合宮入
日程:6月9日(土)
時間:16:00~
ルート:上町連合宮入の神輿ルートはこちら
上町連合宮入では、山車3基と各町の町会神輿が清水谷公園を出発し、赤坂日枝神社の男坂の下に集合。
石段が52段もある急勾配の男坂を、神輿を担いで駆け上がります。
見ているだけで力が入るその光景は、圧巻ですよ。
なお、上町連合宮入は、本祭の年に開催されるイベントです。
2018年は、この上町連合宮入が開催される本祭の年になりますよ。
こちら、2016年の上町連合宮入の様子です。
きつい男坂を駆け上がり、日枝神社本社前に到着したときの達成感。
気持ちよさそうですよね。
見ているだけでも、迫力があるし、気持ちがいいものです。
上町連合宮入の神輿ルートについては、本記事の後半でご紹介しますね。
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下町連合渡御
日程:6月10日(日)
時間:正午~
ルート:下町連合渡御の神輿ルートはこちら
下町連合渡御は、2002年から始まった、まだ歴史の浅いイベントです。
江戸時代には山車を、明治時代には町神輿を住民たちが担いで、山王祭を盛り上げていました。
しかし、近年は、都市化の影響で住民が減ってきたため、お祭りを運営する人や神輿の担ぎ手を確保することが困難になり、活気が失われていっていました。
これではだめだと、日本橋、京橋、茅場町、八丁堀の人たちが協力して、山王祭を盛り上げるために神輿巡行を始めたのが始まりです。
2018年の巡行では、17基の神輿が出る予定です。
中央通りを神輿や山車が巡行する様子は見る価値アリですよ。
特に、クライマックスを迎える日本橋と高島屋では、差し上げと呼ばれる神輿を高く持ち上げる演出があるので、ぜひ見てみてくださいね。
なお、下町連合渡御は、本祭の年に開催されるイベントです。
2018年は、この下町連合渡御が開催される本祭の年になりますよ。
こちら、2016年の下町連合渡御の様子です。
やっぱり、お祭りの醍醐味はお神輿ですよね。
目の前で見ていると、それだけで、気持ちが熱く盛り上がってきますよね。
下町連合渡御の神輿ルートについては、本記事の後半でご紹介しますね。
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納涼大会
日程:6月13日(水)~15日(金)
時間:18:30~20:00
場所:日枝神社境内
納涼大会では、ちょっと早めに夏の盆踊りを体験することができますよ。
日本の夏のお祭りでイメージするのが、盆踊りですよね。
日枝神社の境内に奉納提灯が飾られて、お祭りの雰囲気をより一層高めてくれます。
そして、提灯の優しい灯りと太鼓の音で盆踊りが始まります。
初心者でも楽しめる曲になっているので、ぜひ、参加してお祭りを体感してみてくださいね。
巨大なテントの下にやぐらを建てて行われるので、小雨でも決行されますよ。
こちら、納涼大会の様子です。
浴衣を着る機会というと、真夏の花火大会や、夏祭りなどですよね。
山王祭は6月ですので、一足早く浴衣姿になれるのも、なんだか嬉しいものです。
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日枝神社の山王祭の屋台の場所や時間は?
たくさんのイベントがある日枝神社の山王祭ですが、
「屋台が楽しみ!」
という方も多いのではないでしょうか?
日枝神社の山王祭でも、ちゃんと屋台はありますよ。
屋台は、納涼大会が行われる日に合わせて境内に出店されます。
6月13日(水)~15日(金)ですね。
開店時間は、午前中から開店しているお店もありますが、ほとんどのお店が納涼大会の時間に合わせて開店します。
納涼大会が、18:30~20:00となりますので、屋台もこの時間に合わせて行くと一番いいと思います。
ただ、メインは盆踊りになりますので、屋台の数は15店ほどと、それほど多くはありません。
でも、焼き鳥にたこ焼き、じゃがバターといった屋台の醍醐味は十分に味わえますよ。
盆踊りと一緒にぜひ、楽しんできてくださいね。
昨夜は山王祭の献灯祭。盆踊りを見ながら屋台でビールな赤坂の夜でした。 pic.twitter.com/9S0jkP5Ank
— ほりの (@horinohorinoh) 2017年6月14日
日枝神社の山王祭の神輿ルートは?
2018年の日枝神社の山王祭は、2年に1度の本祭なので、
- 神幸祭
- 上町御輿宮入
- 下町神輿渡御
で、お神輿が盛大に東京都心を練り歩きますよ。
それでは、それぞれの神輿ルートを確認していきましょう。
神幸祭の神輿ルート
6月8日(金)に開催される神幸祭では、神輿3基と山車3基を中心とする総勢500人、300mにもおよぶ大行列が、早朝から夕方まで、以下のルートで氏子地域を練り歩きます。
7:30 日枝神社を出発
7:50 隼町交差点
8:05 麹町一丁目交差点
8:30 四ツ谷駅前
8:45 四谷一丁目
9:00 主婦会館前
9:25 麹町四丁目
9:55 靖国神社南門
10:15 麹町警察署前
10:25 国立劇場
11:05 警視庁前
11:15 祝田橋交差点
11:30 外苑坂下門口
11:35 皇居坂下門
12:05 丸ビル角
12:20 丸の内二丁目
12:30 鍛治橋交差点
12:50 すずらん通り入り口
13:10 日本橋日枝神社
14:30 日本橋交差点
14:45 京橋三丁目
14:50 銀座一丁目
15:00 銀座四丁目
15:15 新橋一丁目
15:45 コリドー通り
15:55 東京宝塚劇場前
16:00 帝国ホテル角
16:10 内幸町交差点
16:30 首相官邸前
16:45 日枝神社
神幸祭の神輿ルートの詳細は、以下の公式サイトを確認してみてくださいね。
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上町連合宮入の神輿ルート
6月9日(土)に開催される上町連合宮入では、各町の町会神輿が、16時に清水谷公園を出発し、日枝神社の男坂下に集合。
そこから、きつい男坂を一気に駆け上がります。
上町連合宮入の神輿ルートの詳細は、以下の公式サイトを確認してみてくださいね。
下町連合渡御の神輿ルート
6月10日(日)に開催される下町連合渡御では、17基の町会神輿や山車が、以下のルートで練り歩きます。
9:10 日枝神社を出発(神輿6基宮出し)
10:10 すずらん通り(神輿4基合流)
10:30 秋山三五郎商店前
12:00 京橋に神輿集合(全17基)
12:10 京橋にてセレモニー
12:30 京橋を出発
13:30 日本橋
14:00 高島屋
下町連合渡御の神輿ルートの詳細は、以下の公式サイトを確認してみてくださいね。
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日枝神社の山王祭の交通規制や混雑具合は?
日枝神社の山王祭に出かけるとなると、交通規制や混雑具合も気になるポイントですよね。
2018年の今年は、本祭の年なので、
- 8日 (金)7:30~16:45 神幸祭
- 9日(土)16:00~ 上町連合宮入
- 10日(日)12:00~14:00 下町連合渡御
の日程で、お神輿が東京都心を巡行します。
この神輿巡行に合わせて、交通規制が実施されますよ。
周辺を車で通るのはもちろん、路肩に駐車するのも禁止になりますので、注意しておいてくださいね。
また、山王祭の開催期間中は、日枝神社の境内を中心にとても混雑します。
特に、屋台も出店される以下のイベントには、混雑覚悟でお出かけくださいね。
- 9日(土)16:00~ 上町連合宮入
- 13日(水)~15日(金)18:30~20:00 納涼大会
東京赤坂の日枝神社周辺のおすすめホテルは?
日枝神社の山王祭にお泊まりで出かけるなら、周辺のホテルが近くて便利ですよね。
そこで、東京赤坂の日枝神社周辺のおすすめホテルをピックアップしてみました。
素敵なホテルばかりなので、きっとお気に入りのホテルが見つかると思いますよ。
以下のリンクをクリックして、ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は、2018年の日枝神社の山王祭の日程や見どころ、屋台情報をご紹介しました。
また、神輿ルートや交通規制、混雑具合についてもご紹介しましたね。
日枝神社の山王祭の魅力は、感じていただけましたでしょうか?
連日に渡って、さまざまな例祭行事や奉納行事が開催される、日枝神社の山王祭。
どのイベントも、日本の伝統文化を感じられる興味深いイベントばかりですよね。
また、盆踊りが行われたり、屋台が出店される納涼大会も楽しみです。
浴衣を着て行って、一足早く夏祭りの気分を味うのもいいですね。
それに、2018年の日枝神社の山王祭は、2年に1度の本祭です。
神幸祭をはじめ、上町御輿宮入、下町神輿渡御と、お祭りの醍醐味であるお神輿が、東京都心を盛大に練り歩くのを見ることができますね。
2018年の初夏は、東京のど真ん中で行われる日枝神社の山王祭で、あなたも日本の伝統文化を体験してみませんか?